空の色に思わず息を飲む。#猿島Magicで出合う自然の景色

臼井 遥比

※本イベントは2023年9月24日に終了いたしました。

 

自然の中で出合う、息を飲むほどきれいな景色。
そうした光景を目の前にしたときには、疲れや忙しさを忘れて、気分も身体も軽くなるような気がします。

現在、猿島で行われているイベント「#猿島Magic〜夜へ向かう無人島〜」でも、
日常ではあまり味わえないそうした景色を、目の当たりにすることができました。
筆者が現地で感じた魅力を、特別にお届けします。

 

 

≪イベント概要≫
「#猿島Magic〜夜へ向かう無人島〜」
詳細はこちらの記事から:【猿島史上初】船を〝夕暮れどき〟まで延長運航します【8/5~9/24の土日祝限定】


<INDEX>

空は、こんなにも広い。
オレンジ色に染まる海と、特別な写真を。
静かな夜と茜色の夕空を、一度に。


空は、こんなにも広い。

 

三笠ターミナルを出航した船が猿島に近づくにつれ、空を見渡すとその開放感に魅了されます。
「空は、こんなにも広いんだ」。
普段都内で働いている筆者は、まだ猿島についてすらいないのに、思わずその光景にうっとり。

 

最近はスマホやパソコンに向かう時間がとても長く、無意識にも目線は下を向いてばかり。
こうした生活なら、なおさらこの空が広く、ダイナミックに感じるものです。

たとえ日常の生活で空を見上げることはあっても、背の高い建物や電柱などが、必ずと言っていいほど視界に入ってくるでしょう。
でも、この船に乗ってしまえば、視界をさえぎるものは何一つありません。

こんなにも広い空を、久しぶりに見た気がします。

暑い夏の疲れが、吹き飛んでいくようなさわやかな空の色。
これから上陸する猿島にいる間はずっと、この空を眺めていられるのです。


オレンジ色に染まる海と、特別な写真を。

 

「#猿島Magic」が始まるのは、午後5時。
この時間帯にもなると、海の向こうで暮れゆく空はその表情を変えていきます。
海面には空の光がキラキラと反射して、なんともぜいたくな景色をみせてくれるのです。

 

これだけでも十分に、うれしい気分になります。
ただ、きれいな景色を見ると、つい誰かに伝えたくなるもの。
せっかくなら写真を撮って、大切な人と共有するのも良さそうです。
海と空の景色もいいけれど、もっとおすすめなのが、今回のイベント限定ドリンク。
カラフルで目を引くドリンクは、空のグラデーションを背景に撮影すると幻想的な雰囲気に仕上がります。
見た目からも楽しい気分がきっと伝わるでしょう。

【ドリンクは4種類。(左から)猿島モヒート/猿島マジックハイボール/ノンアルコールカクテル/横須賀夏風】

なかでも筆者の好みは「猿島マジックハイボール」。
甘さ控えめでミントがさわやかに香るお酒です。淡い色が背景と上手く調和して、きれいに撮影ができました。

 

そしてもうひとつご紹介したいのがこちら。
この真っ赤な見た目の「横須賀夏風」は、夏らしいスイカのさっぱりとしたお酒。
横須賀のお隣、三浦市名産のスイカを贅沢に使用しているそう。

 

味も見た目も同時に楽しめる「横須賀夏風」も、誰かに伝えたくなるインパクトのある1杯です。


静かな夜と茜色の夕空を、一度に。

 

8月20日までの期間は、帰りの最終便は19時15分。その頃になると、夜の闇が東の空からやってきます。
ここは市街地とは違い、光の少ない無人島。暗闇の静かな空気が海の黒さから分かるでしょう。

東側はもうとっくに闇夜に包まれているのに、西の空の低い位置には、茜色に染まる雲がまだ浮かんでいます。
時間と空のうつろいを、こうして一つの景色で一度に味わうことができるのは、日常ではあまりないかもしれません。

※最終便の時間はイベント期間中4つの時期によって異なります。


猿島だからこそ見られる、特別な景色を。

こうした非日常の景色を見られるのは、東京湾に浮かぶ唯一の自然島・猿島だからこそ。
猿島への乗船時間はおよそ10分。気軽に、そしてぜいたくに、自然がつくり出す息を飲むような景色を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

【イベント特設サイト】
#猿島Magic(猿島マジック)~夜へ向かう無人島~

この記事を書いた人

編集・ライター

臼井 遥比

地域WEBマガジンのリポーターを経験後、文具の専門新聞・WEBサイトで取材や執筆を行っています。
主な活動テーマは、「モノ」や「暮らし」。