【第二海堡発】ヘリテージを空から見る〝史上初〟のヘリツアーを開催しました!

たいよう

みなさんは第二海堡(だいにかいほう)を知っていますか?
一言でいえば・・・〝東の軍艦島〟です!

今から100年以上前の明治〜大正時代にかけて築かれた人工の島です。
東京湾からの船の侵入を防ぐ必要があったため、湾の中心に位置しています。

外敵から守るために設けられた軍事的施設のことを「要塞」といいますが、第二海堡もそのひとつ。
2021年には人気バンド「King Gnu」によるシークレットライブも行われ、今まさに大注目の島なのです。

実は、ツアーでの上陸が解禁されたのは2019年。知る人ぞ知る激レアツアーが人気を集めています。

海の博物館2022」ではそんな第二海堡からヘリコプターに乗って、東京湾を遊覧する史上初のツアーを
2022年12月29日(木)・2023年1月7日(土)の2日間開催しました。

かつて首都・東京を守るために築かれた手付かずの島での新たな挑戦、リポートしていきたいと思いますっ!


 

今回は〈ガイドツアー〉と〈ヘリコプター搭乗体験〉の豪華2本立て!
東京湾や第二海堡の歴史を、地上から、上空から辿ることができるのが魅力のひとつです。

■ここでしか聞けない話がたくさん!

最初のプログラムは、そんな第二海堡を歩いて知る〈ガイドツアー〉。
島を知り尽くしたガイドの工夫を凝らした個性的な案内をお楽しみいただきました。

現在、私たちが第二海堡に行くには「上陸見学ツアー」に参加するのみ!
というのも、まだまだ手付かずの島で、今も研究が続けられている島だからです。

実は、第二海堡は重要な軍事施設であったことから、建設当時の設計図はおろか島に関する資料もほとんど残っていないのだとか・・・

そのため、ガイドは第二海堡の調査を行う学者専門家の方々のお話をもとに案内しています。
ここでしか聞くことのできない貴重なお話が盛りだくさんのツアーなのです!

明治・大正時代の〝海洋土木技術の集大成〟を間近でご覧いただけます。

 

僕が特に印象に残ったことは、島の目の前を通る大型船

先ほどもご紹介したように、第二海堡の建設は東京湾の海防強化が目的。
東京湾のド真ん中に位置しているため、近くを通り過ぎていくのです。

あまりの迫力に終始ワクワクが止まりませんでしたっ!
(ヘリコプターで空から眺めると新たな発見が・・・詳しくは後ほど)

 

■いざ、空へ!

第二海堡をガイドと一緒にめぐった後は、今回のメインイベント〈ヘリコプター搭乗体験〉!
歴史あふれるヘリテージや三浦半島、富津岬の絶景を空から望むことができました。

僕もヘリコプターに乗って、上空からのリポートに挑戦してみました。
搭乗体験の様子はこちらの動画でお楽しみください !

太陽の<ヘリコプター搭乗体験>リポート動画はこちら ↓

乗ってみて最も心に残ったのが、海の「」。
それぞれの場所によって、濃い青色水色と色に違いがあるのです。

これは海の「深さ」が関係しています。
海底が深いと反射する割合が高いため〝濃い青色〟に、海底が浅いと反射する割合が低いため〝水色〟になるのです。

第二海堡近海を見てみると、濃い青色がほどんど。
ということは、首都・東京を攻めるには大きな軍艦はここを通るしかない・・・

第二海堡がいかに重要な軍事施設だったのかを、搭乗体験を通して体感することができました。


雄大な東京湾を空から見る〝史上初〟のフライトツアーで「海の博物館2022」は幕を閉じました。

全力で駆け抜けた100日間!ワクワクの止まらない毎日でした!
これが終わったら、海の博物館ロスに・・・!?

いやいや!これから本番です。
ついに3月1日(水)からは「猿島航路」が運航再開&リニューアル。
3月7日(火)からは今年15周年を迎える「YOKOSUKA軍港めぐり」がリニューアル!!

「海の博物館2022」での経験を活かし、さらに〝ワクワクする横須賀〟をお届けるように顔晴ります!

 

・第二海堡についてはこちら

この記事を書いた人

ジモトから大学生が発信!

たいよう

生まれも育ちも横須賀で、現在トライアングルでPR担当インターン中の大学生。
かつて横須賀の観光名所パンフレットを大量に集め、親に怒られた経験を持つ猛者。
コロナ禍になってからランニングを始めて思うのは〝マボチョク〟から眺める猿島は最高!ということ。いつか自転車で日本一周!の野望も。
#法政大学 #エールお届け隊 #ランニング #ハンバーグ #アルティメット #サウナ #マボチョク #クロスバイク #あちこちのすずさん

> 現在、YouTubeチャンネル「エールお届け隊」に参加中!

第二海堡