【猿島航路】旅客船 NEW KUROFUNE が「2024年度グッドデザイン ベスト100」を受賞しました【みんなで船づくり】
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株式会社トライアングルが運航する新造旅客船「NEW KUROFUNE(ニュークロフネ)」が、このたび 2024 年グッドデザイン賞ベスト 100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
これは、2024年度のグッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件に贈られるものです。
この船は旅客の安全・快適性はもとより、環境性能や観光客・市民の皆さまが参加してのものづくりにこだわって建造が進められたもので、デザインに加えてこの一連の取り組みが高く評価されました。
主として猿島航路で運航するこの船を積極的に活用することで、旅客を安全にお運びすることはもちろん、引き続き無人島・猿島の豊かな自然や貴重な文化財などの魅力を発信してまいります。
■NEW KUROFUNEとは?
全長:20.90m 全幅:7.10m 喫水:0.90m 総トン数:19トン
定員:平水 236名 主な航路:三笠~猿島(横須賀市) 就航:2024年4月17日
造船所:形原造船株式会社(愛知県蒲郡市)
●NEW KUROFUNEオフィシャルPVはこちら↓
■デザイン・取り組みのポイント
1 猿島航路において多数の観光客が乗船することを意識し、自然や文化財をイメージしたデザインに特化した。
2 無人島へ向かう、という〝ワクワク感〟を演出するため、従来の旅客船のイメージを大きく変えることを意識した。
3 観光客や横須賀市民の協力で集めたアルミ缶を再資源化してオブジェを作成し、自然環境保護を象徴的に発信した。
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
これまでの観光船とは一線を画す気持ち良いほど割り切った明確なコンセプトとデザインでインパクトの強いプロダクトを実現。
同時に地域での積極的なアップサイクルへの挑戦や公募での命名なとに取り組むなど、地域やファンとのつながりを意識した巻き
込み方プロジェクト。
その結果、国内外を問わず魅力的な観光資産として人々を魅了するポジションを勝ち得た秀逸なデザインである。
◎動画&記事で振り返るNEW KUROFUNE◎
◆【〝シン・猿島〟が動き出す】新しい船づくりがスタート!【アルミ缶プロジェクトも実施中】
◇進水式
■2025年は「猿島航路再開30周年」
2025年7月、猿島航路は再開されてから30周年を迎えます。
これまでの取り組みについては下記サイトをご参照ください!
※「NEW KUROFUNE」建造の過程もご覧いただけます
●グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。
国内外多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/
株式会社トライアングル
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