DEEP YOKOSUKA! 時代を超えて愛される!横須賀中央のパワースポット 豊川稲荷 横須賀別院

うみのとなり

横須賀には歴史がある寺院が多数あります
「お稲荷さん」と通称される稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は開運・商売繁盛の神様として知られています。
日本三大稲荷は伏見稲荷大社(京都市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、そして豊川稲荷(愛知県豊川市)です。

横須賀に約150年前に創建された豊川稲荷 横須賀別院があります。

 

参道は商店街から

横須賀中央駅から徒歩3分のところに三笠ビル商店街があります。

三笠ビル商店街を少し入ったところに、豊川稲荷 横須賀別院へ向かう入り口があります。

外に出ると、山院までの石段が続いています。
頑張って上りましょう。

後ろを振り返ると、商店街のアーケードが古いビルが見えます。
三笠ビル商店街は、三笠 (戦艦)から由来する商店街です。

明治時代末期に大滝町商店街の一部として誕生し、横須賀中央では賑やかな通りでした。
1959(昭和34)に共同ビル、三笠ビル商店街が完成しました。当時では珍しい建物でした。
今、見えているこのビルは当時から残っているビルです。

そろそろ到着します。

この山は浦賀から移り住んだ坂東善兵衛が81歳の時に私財を投じて開拓した山で、
明治28年に日清戦争勝利を記念して「大勝利山」と名付けました。

豊川山 徳寿院

豊川稲荷(豊川山 徳寿院)は明治9年(1876年)に愛知県の豊川稲荷から
祭神を分祠して創建されました。

繁華街の近くにありますが、境内は神秘的で荘厳な雰囲気です。

お稲荷さんの鳥居の朱赤が印象的です。朱色は古来災厄を防ぐ色として使われてきました。
茂る草木の鮮やかな緑と鳥居の朱色のコントラストは生命力と不思議なパワーを感じます。

境内は美しい庭園になっており、四季折々の花も楽しむことができますよ。
ほとんどが海だった!


(出典)人工地形及び自然地形分類図 平成23年 2月発行国土交通省土地水資源局

豊川稲荷は大勝利山の高台に作られています。昔は三笠ビル商店街から南は「海」でした。
明治時代には、豊川稲荷から海を一望できたそうです。

現在は、多くのビルが建設され、LIDRE(リドレ)横須賀(38階建 143m)が正面に見えます。

神武天皇遥拝所」と刻まれた石碑も建立されています。
碑の裏面を見ると、坂東善兵衛が90歳の時に日清戦争の連勝を記念して建立したようです。

この一体が海であった当時は、それはきっと眺めが良かったことでしょう。

ここで、「えい!」

現在のビルを消して、海を合成してみました。
はるか遠くまで海を見渡せる絶景ですね。

 

成田山不動尊分霊所

豊川稲荷の奥には成田山不動尊分霊所があります。

三浦不動尊札所の第四番になっています。
本堂には成田不動の三尊形式の坐像が安置されています。
お不動さまのまっすぐな眼差しに、心が洗われるような不思議な感覚になります。

 

令和はサブカルの聖地!

戦時中は、大勝利山、豊川稲荷は「勝利」のパワースポットでした。
現在は、豊川稲荷の金運や商売繁盛、子宝、災難避けのご利益を求めて、多くの人が参拝に訪れます。
さらに「令和」はある聖地になっています。

豊川稲荷境内や階段にはコスプレをして撮影している方が多くいらっしゃいました。
近くにコスプレスタジオがあり、屋外撮影では階段や豊川稲荷の雰囲気が大人気とのこと。

横須賀に来られたら、時代を超えて愛され、親しまれている豊川稲荷 横須賀別院に足を伸ばしてみてくださいね。

 

<【豊川稲荷 横須賀別院】さん基本情報>
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住所:横須賀市大滝町2-27
アクセス:横須賀中央駅 徒歩5分

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#横須賀観光 #横須賀市 #ジブリ #日帰り旅

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うみのとなり

広報・営業・マーケティング歴約20年、Yahoo!ニュースエキスパートのライターとして活動し、横須賀の記事は400件以上。(2024年1月時点)
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