【梅雨のお出かけは猿島へ】雨に濡れた緑に癒されてみませんか

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梅雨のシーズンがいよいよ本格化してきました。
雨だとついつい家に引きこもってしまいがちですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
そもそも、なぜ夏が来る前に梅雨がくるのか。
それは、夏が近づくと南から暖かくしめった空気をもつ太平洋高気圧が張り出してきて、
北にある冷たい空気をもつオホーツク海高気圧とが、日本のあたりでぶつかるからです。
この2つの高気圧がぶつかるところに梅雨前線(ばいうぜんせん)ができて、雨をたくさん降らせるんだそうです。
梅雨っていいことあるの?って皆さんも考えたことありますよね。
実は、皆さんが毎日おいしく食べているお米は、6月から7月にかけてぐんぐん成長するようで、
日本人の主食でもあるお米が元気よく育つためには、〝たくさんの水が必要になる=梅雨の雨が大切〟なのです。(諸説あり)
そこで本日は、東京湾唯一の自然島「猿島」で梅雨の時期だからこそ出会える景色とともに、
雨の日の猿島での過ごし方をご紹介します!
猿島の森は三浦半島に残された数少ない原生林のひとつで、
散策路の日当たりの悪い湿潤な場所にはシダ類や苔が繁殖しています。
これらの植物が雨に濡れると、緑はより深みを増していつになく〝幻想的〟な島内になります。
さらに、雨が上がり木漏れ日が差し込む様子はまさに〝異空間〟のよう。時が止まったかのような錯覚を覚えます。
緑の景色はさることながら、生き物にも注目してみましょう。
今回は「ミスジマイマイ」を発見!殻に濃い茶色のスジが入っているのが特徴です。
ミスジマイマイの他にも猿島には17種類のカタツムリが生息しているそうなので、皆さんも探してみてください!
散策路で可愛らしい〝森の住人〟に出会えるのもこの季節ならでは。

【木道の手すりを歩くミスジマイマイ】
ちなみに、島内には雨を防げる場所が3ヶ所かあります。
全長約90mの「愛のトンネル」、三叉路を抜けた先にある「弾薬庫のトンネル」、
残りの1ヶ所は・・・皆さんご自身で探してみてください!ヒントは三叉路の近くです。
- 【愛のトンネル】
- 【弾薬庫トンネル】
自分のペースで島内を散策するのもいいですが、
せっかくなら島内を知り尽くしたプロのガイドとめぐる無人島・猿島「探検」ツアーがおススメ!
雨の日は、ガイドと一緒に猿島の“知られざる魅力”を探してみませんか。
島内散策が終わった後は、オーシャンズキッチンでひと休み。
管理棟2階にある多目的ホールにて飲食をお楽しみいただけます。
ホール内には皆さんがどこから来たのか教えてもらう「シールを貼ろう! YOUはどこから猿島へ!?」や、
猿島での思い出を自由に記載できる「島ノート」が置いてありますので、帰り便をお待ちの間に試してみてください。
「シールを貼ろう! YOUはどこから猿島へ!?」、「島ノート」についてはこちらの記事をご覧ください。

【多目的ホール】
梅雨の猿島はいかがでしたか?
たまの晴れ間の散策もいいですが、雨の日のお出かけにも挑戦してみませんか。
お越しの際はカメラの準備を忘れずに。あと傘も・・・。
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